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経帯時 けいたいじzone time

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

経帯時
けいたいじ
zone time

基準の時刻 (世界時 UT) から整数時間だけ異なる各地の標準時。各地点の時刻が勝手な子午線を基準としたのでは不便なので,経度 15°ごとの子午線を中心にするある範囲 (経帯と呼ぶ) は同一の時刻を使用するように定められている。日本では東経 135° (兵庫県明石市) を標準経度とし,世界時より9時間進んだ経帯時を採用している。

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デジタル大辞泉の解説

けいたい‐じ【経帯時】

経度が15度ごとの子午線を基準として定めた標準時。世界時とは整数時間の差がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

けいたいじ【経帯時 zone time】

地球上の時刻は各経度ごとに異なり,東へ15゜進むごとに1時間の割合で進み,逆に西へ進むごとに同じ割合で遅れる。したがってある地域ごとに共通な時刻を定めないと実用上不便である。経帯時は幾何学的に地球上を経度15゜の幅の帯域に分割し,その中心の経度の時刻をそれぞれの帯域に割り当てたものである。経度0゜を中心とする±7.5゜の帯域には経度0゜の時刻,いわゆるグリニジ時が割り当てられ,この経帯時はZの記号で呼ばれる。

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大辞林 第三版の解説

けいたいじ【経帯時】

地球の表面を経度15度ずつの地域(時刻帯)に分け、それぞれの中央子午線に対する平均太陽時。世界時と整数時だけ時間差があるように設定されている。艦船や航空機が用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

経帯時
けいたいじ

地球の表面にグリニジ平均太陽時(世界時)と整数時だけ違う子午線をとり、この子午線の両側に30分(7.5度)の幅にある子午線で囲まれた地域を時刻帯と称し、各時刻帯の中央子午線に対する平均太陽時をその時刻帯の経帯時とよぶ。たとえば東経22.5度と37.5度の子午線で囲まれた時刻帯では経帯時は2時である。経帯時は艦船で使用する。[渡辺敏夫]

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