コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

結膜結石 ケツマクケッセキ

3件 の用語解説(結膜結石の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

けつまく‐けっせき【結膜結石】

目の結膜にできる結石。結膜内で分泌物が固まったもので、ごろごろとした異物感を引き起こす。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

家庭医学館の解説

けつまくけっせき【結膜結石 Conjunctival Concretions】

[どんな病気か]
 眼瞼結膜(がんけんけつまく)(まぶたの裏側)に、小さな白色のかたい感じのかたまり(結石)ができる病気です。
 結膜下に変性した細胞などが集まってできたもので、お年寄りや結膜の炎症の後などにできやすいようです。
 なんの症状もないことが多いのですが、隆起した結石のために角膜(かくまく)(黒目(くろめ))がこすられ、異物感の原因になることがあります。
 治療としては、異物感の強い場合には、手術によって結石を除去します。しかし、体質的に結石のできやすい人では、よく再発することがあります。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

結膜結石
けつまくけっせき

まぶたの裏側にある眼瞼(がんけん)結膜の表面の陥凹部や管状の陥凹部(ヘンレ腺(せん))に沈着した白色~黄白色の小塊。複数みられることが多い。眼球の結膜にみられることはほとんどなく、眼瞼をひっくり返すことで確認する。結石といってもカルシウムの沈着によるものではなく、結膜のなかの杯(さかずき)細胞からの分泌物や結膜上皮細胞タンパクの変性物質などが貯留してできたものである。結膜の慢性炎症(慢性結膜炎)などが原因で、こうした分泌物や変性物質などが増加して貯留し、嚢胞(のうほう)形成から結石に移行する。また、高齢者に多くみられるため加齢現象の一つとも考えられるが、原因不明のものも多い。そのほか、角膜乾燥を伴うドライアイの患者やコンタクトレンズ着用者にも多くみられる。
 塊が小さい初期には痛みは伴わず自然に治癒することもあり、異物感などの自覚症状がなければ処置せず経過を観察する。しかし塊が徐々に大きくなると、眼瞼結膜の表面から突出して眼球面に触れるようになるため、異物感を訴えるようになる。この場合には、点眼麻酔後に注射針(異物針)などを用いて結石を除去する。ただし、対症的に除去しても再発することが多い。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

結膜結石の関連キーワード眼瞼内反眼瞼眼瞼縁炎眼瞼閉鎖反射眼瞼痙攣眼瞼構造眼瞼外反眼瞼縁炎(ただれ目)瞼結膜二重眼瞼

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone