絵馬屋額祐(読み)えまや がくすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「絵馬屋額祐」の解説

絵馬屋額祐(2代) えまや-がくすけ

1821-1890 幕末-明治時代狂歌師
文政4年生まれ。江戸の坂本家の養子となり,古着店をつぐ。初代額輔に入門し,安政5年2代となった。明治23年8月18日死去。70歳。越後(えちご)(新潟県)出身本姓田村通称は千右衛門,与右衛門。別号に望止庵貞丸,小野あな女。編著に「狂歌弓張月」。

絵馬屋額祐(3代) えまや-がくすけ

1841-1904 幕末-明治時代の狂歌師。
天保(てんぽう)12年生まれ。武蔵(むさし)日野(東京都)の甲武鉄道(現JR中央線)駅前茶店をいとなむ。明治10年3代をつぐ。のち玉川居とあらためた。明治37年8月5日死去。64歳。本名は中村半兵衛。別号に養老亭滝水。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android