絶対単位系(読み)ぜったいたんいけい

大辞林 第三版の解説

ぜったいたんいけい【絶対単位系】

いくつかの基本単位と、基本単位だけから厳密に導き出された単位から成る単位系。 CGS 単位系、 MKSA 単位系、 SI 単位系などがある。 → 実用単位

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

絶対単位系
ぜったいたんいけい

単位系を構成するとき、一般に互いに独立な少数の物理量をとり、これらの単位を基本単位として他の量の単位を組み立てる。この場合、それぞれの物理量が時間および空間に対して独立のものであるとき、この単位系を絶対単位系という。CGS単位系、MKS単位系、国際単位系(SI)などはこれに属する。一般に長さ、質量および時間の単位を基本単位にとっている。これに対して重力単位系は、質量のかわりに地球重力加速度による力または重量をとっているので、絶対単位系とはいえない。[小泉袈裟勝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の絶対単位系の言及

【単位】より

… 提案ないし実現されたさまざまな単位系のうち,現代社会と深くかかわるものについて概説しておく。基本的な量として,長さ,重さ(物体に作用する重力),時間の3者を選んだ単位系は,重力単位系,または工学単位系と呼ばれ,土木,水理その他の工学の諸分野で広く用いられてきているが,一つの(一定の質量をもつ)物体に作用する重力は場所と時によって変わるものであるから,重力を基本的な量として選ぶのは好ましくないと考えられるようになり,むしろ,長さ,質量,時間の3者を基本的な量として選んだ単位系(絶対単位系ともいう)が,より広く支持されることになった。 次に,長さ,質量,時間のそれぞれに対してどのような単位をあてはめるかが問題になる。…

※「絶対単位系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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