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重力単位系 じゅうりょくたんいけいgravitational system of units

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

重力単位系
じゅうりょくたんいけい
gravitational system of units

基本単位に長さ,重さ,時間をとる学量の単位系。おもに工学で用いられるので工学単位系とも呼ばれる。それぞれの基本単位は,CGS重力単位系ではセンチメートル(cm),重量グラム(gw), (s) ,MKS重力単位系ではメートル (m) ,重量キログラム(kgw),秒である。重さは同じ物体でも場所によって違うので,標準重力加速度の場所での重さと定められている。しかし重力加速度の変動はわずかであるので,実用上は各地での重さの実測値をそのまま用いる。

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デジタル大辞泉の解説

じゅうりょく‐たんいけい〔ヂユウリヨクタンヰケイ〕【重力単位系】

基本単位として、長さ・時間・重力を用いる単位系。重力が場所によって異なるため厳密なものではないが、実用的なので工学部門で用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

重力単位系【じゅうりょくたんいけい】

基本単位として長さ,重さ,時間をとった単位系。MKS重力単位系ではメートル,重量キログラム,秒,CGS重力単位系ではセンチメートル,重量グラム,秒を基本単位とする。
→関連項目グラム重重量キログラム単位メートル法

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうりょくたんいけい【重力単位系 gravitational system of units】

単位系の一種。基本量として長さ,重さ(物体に作用する地球の重力),時間を選び,それぞれに対して定めた単位を基本単位としてさまざまな量の単位を構成していく単位系である。基本単位としてメートル(m),重量キログラム(kgfまたはkgw),秒を採用するMKS重力単位系,センチメートル(cm),重量グラム(gfまたはgw),秒を採用するCGS重力単位系のほか,フートまたはヤード,重量ポンド,秒を採用する単位系などがある。

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大辞林 第三版の解説

じゅうりょくたんいけい【重力単位系】

基本単位を長さと時間と重量の三つとして組み立てる単位系。 MKS 重力単位系では、基本単位としてメートルと重量キログラム(質量1キログラムの物体の重量)と秒をとる。工学単位系。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

重力単位系
じゅうりょくたんいけい

基本的な量の質量のかわりに地球重力加速度による力または重量をとる単位系。単位系には基本単位の量として時間および空間に対して独立のものを選んだものと、特定の関係にあるものを選んだものとがある。前のものを絶対単位系といい、CGS単位系、MKS単位系国際単位系など多くの単位系はこれに属し、基本的な量に長さ、質量および時間をとる。しかしこの質量のかわりに地球重力加速度による力または重量をとるものがある。これを重力単位系とよび、工学で広く用いられている。一般に基本単位として1重量キログラムkgfをとるが、地球重力加速度は場所により差があるので、1901年の国際度量衡総会で1重量キログラムを定義するための標準重力値として980.665センチメートル毎秒毎秒と定めた。現在の計量法では、kgfは用いないこととなっている。[小泉袈裟勝・今井秀孝]

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