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網人 アミビト

デジタル大辞泉の解説

あみ‐びと【網人】

網を使って漁をする人。漁師。あみうど。
「浦風に霞を結ぶ―は春の空にや心ひくらん」〈雲葉・一〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

あみうど【網人】

網漁業を主として行う海民の呼称。1090年(寛治4),鴨御祖社領近江国堅田御厨(堅田)の網人が,網2帖の課役を免除され,安曇川にまで行って漁をしていたといわれ,91年ごろ,同じ鴨社領摂津国長渚御厨の網人が讃岐国まで往返して網を引き,供祭人と称して濫妨したと讃岐国司から訴えられているのが早い例である。長渚御厨は〈海中網人〉を招き居(す)え,〈河漁の輩〉をも集めて供祭人とした御厨であり,ほかに伊予国〈宇和六帖網〉なども見え,鴨社領御厨の供祭人には,こうした網人が多かったと思われる。

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