出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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網野神社
あみのじんじや
[現在地名]網野町字網野 大口
網野集落の北部、日本海を望む八丁浜の南方に砂丘松林と集落を隔てて鎮座する。この辺りはかつて墨江とよばれ、往時は西に広がっていた浅茂川湖の水が、日本海に注ぐ河口であったといわれる。祭神は水江日子坐主命・住吉大神・水江浦島子神。「延喜式」神名帳に竹野郡「網野神社」とみえる式内社。旧村社。
社記(「竹野郡誌」所引)に、
<資料は省略されています>
とある。当社所蔵の棟札には「本在所薗領家スナニウマルニヨリテ墨江浦浜創中森境内奉遷座之 享徳元年九月大工棟梁奥東弥四郎取立願主松原大夫」とあり、飛砂の災害を避けて享徳元年(一四五二)墨江浦浜に遷座したことが知れる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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