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総花 ソウバナ

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デジタル大辞泉の解説

そう‐ばな【総花】

料亭・遊女屋などで客が使用人全部に出す祝儀。
関係者全部にまんべんなく恩恵を与えること。「総花的で指針を欠く予算」「総花式」

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大辞林 第三版の解説

そうばな【総花】

遊女屋・料理屋などで、客がその家の全員に配る心付け。
関係者すべてに利益・恩恵を与えるやり方。多く、否定的な意をこめて用いられる。 「 -的に予算を配分する」 「 -式の人事」
要点をしぼらずに、すべての事柄をならべたもの。 「 -的な解説」

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

総花
そうばな

遊所で、その家の総員に花(祝儀のこと)をやること。客および相手の遊女にとっては、見栄(みえ)ないし示威行為であるが、一種の慣習儀礼として、総花を出す時機や金額は各遊所で決まっていた。総花を受けた側では店内に客の名を掲示したり、客の部屋へ挨拶(あいさつ)に出て手締めなどで返礼した。総花が一括で渡された場合に、茶屋、若い者、遣手(やりて)らが分ける配分率も遊所ごとに定められていた。なお、江戸・新吉原では、馴染金(なじみきん)を総花と称することがあった。[原島陽一]

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