良縁(読み)りょうえん

精選版 日本国語大辞典 「良縁」の意味・読み・例文・類語

りょう‐えん リャウ‥【良縁】

〘名〙
仏道を悟り、極楽往生するのによい因縁。
経国集(827)一〇・与海公飲茶送帰山〈嵯峨天皇〉「道俗相分経数年、今秋晤語亦良縁」
② ふさわしい縁組。よい縁談
読本椿説弓張月(1807‐11)続「按司(あんず)媒妁(なかだち)して、良縁(リャウエン)を結し給ふこそこよなき妹が僥倖(さいはひ)なれ」 〔陸機‐擬超超牽牛星詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「良縁」の意味・読み・例文・類語

りょう‐えん〔リヤウ‐〕【良縁】

似合わしい縁組。よい縁談。「良縁を得て結婚する」
極楽往生ができるよい因縁
[類語](1縁組み縁結び縁談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「良縁」の読み・字形・画数・意味

【良縁】りようえん

好縁。

字通「良」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android