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繁昌記 はんじょうき

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世界大百科事典 第2版の解説

はんじょうき【繁昌記】

幕末から明治初年にかけて流行した漢文戯作の一ジャンル。中国の遊里風俗を描いた《画舫録》《板橋(はんきよう)雑記》などの艶史類,および市河寛斎の《北里歌(ほくりか)》(1786)などの漢詩による風俗誌ともいうべき竹枝(ちくし)類の影響のもとに,都市のさまざまな局面をスケッチした漢文体の戯作で,ふつう,京都の名所案内記として歓迎された中島棕隠(そういん)の《鴨東(おうとう)四時雑詞》120首本(1826)が先駆的な作品と考えられているが,〈繁昌記物〉と呼ばれるジャンルを確立したのは,江戸の浪人儒者寺門静軒(てらかどせいけん)の《江戸繁昌記》(1832‐36)である。

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