義子(読み)ギシ

デジタル大辞泉 「義子」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐し【義子】

義理の子。養子、娘の夫など。
[類語]養子継子まま子連れ子

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精選版 日本国語大辞典 「義子」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐し【義子】

  1. 〘 名詞 〙 義理の子。養子、娘の夫などをいう。義児
    1. [初出の実例]「朱十老年老て児なく、又新に老婆を亡なひしによりて、終に秦重を義子(キシ)(〈注〉ヨウシ)となし」(出典:通俗赤縄奇縁(1761)二)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「義子」の意味・わかりやすい解説

義子
ぎし
yi-zi

旧中国での養子の一つ。承継のための法律上の養子 (嗣子) に対して,義子は単に日常生活面で自分の子に準じる者として,恩恵的に引取った事実上の養子であり,異姓不養原則は問題とされない。多くは,不幸な他人の子を扶養したものであるが,ほかに,改嫁の母の後夫からみた連れ子もこれである。義子にも,立法上財産分与が認められたり,また,実際には承継人となることもあった。

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普及版 字通 「義子」の読み・字形・画数・意味

【義子】ぎし

養子。

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