精選版 日本国語大辞典 「聖主」の意味・読み・例文・類語 しょう‐じゅ シャウ‥【聖主】 〘名〙 (「しょう」は「聖」の呉音)① きわめて徳の高い君主。せいしゅ。※源平盛衰記(14C前)二四「聖主(シャウジュ)より凡庶に至るまで」② =しょうじゅ(聖衆)※歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)四「唱ふれば爰にゐながら極楽の、聖主の数に入るぞ嬉しき」 せい‐しゅ【聖主】 〘名〙 徳の高い、すぐれた君主。※懐風藻(751)初春侍宴〈大伴旅人〉「共遊聖主沢、同賀撃壌仁」※太平記(14C後)一「代代の聖(セイ)主遠くは承久の宸襟を休めんが為、近くは朝議の陵廃を歎き思食て」 〔史記‐袁盎伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報