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胎児赤芽球症 たいじせきがきゅうしょう erythroblastosis fetalis

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

胎児赤芽球症
たいじせきがきゅうしょう
erythroblastosis fetalis

胎児 (新生児) 溶血性疾患ともいう。母体と胎児の間の血液型不適合で起る疾患の一つ。正常では出現しない赤芽球が末梢血に多数現れ,赤血球が溶血して,肝臓から排泄されない非抱合性ビリルビンがふえ,高ビリルビン血症を起す。

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世界大百科事典 第2版の解説

たいじせきがきゅうしょう【胎児赤芽球症 erythroblastosis foetalis】

新生児溶血性疾患ともいう。胎児ないし新生児期溶血性貧血がおこるために生じる病気。多くは母子間に血液型不適合があり,母体で産生された子の赤血球の血液型に対する抗体が胎盤を通って胎児に移行し,胎児ないし新生児の赤血球を破壊し溶血をおこす。母子間血液型不適合妊娠はどの血液型でもおこりうるが,胎児赤芽球症をおこし臨床上重要なのはRh式とABO式血液型である。Rh型不適合では症状が強いことが多い。生まれて間もなく急速に黄疸が強くなり貧血が進行する。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の胎児赤芽球症の言及

【血液】より

…Rh陰性の母親にRh陽性の子どもができると,分娩時に少量の子どもの血液が母体に入り,母親にRh因子と反応する物質(凝集素)が生ずる。この物質が次の妊娠のおりに胎盤を通して胎児に入ると,子どもの赤血球が破壊され,その結果重症の黄疸をきたすことがある(胎児赤芽球症)。白血球や腎臓などの細胞の表面にも赤血球とは異なる凝集原があることが明らかにされ,これを組織適合抗原,またはヒト白血球抗原(HLA抗原(human leukocyte antigenの略)とよばれる)という。…

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