腸壁(読み)チョウヘキ

デジタル大辞泉 「腸壁」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐へき〔チヤウ‐〕【腸壁】

腸の壁。内側から粘膜粘膜下組織・筋層および漿膜しょうまくからなり、消化吸収に重要な働きをしている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腸壁」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐へき チャウ‥【腸壁】

〘名〙 消化管の腸の内面を構成する組織外側縦走筋環状筋がとりまき、内面は腸絨毛となって吸収の能率を高め、腸腺が開口する。
※シベリヤ物語(1950‐54)〈長谷川四郎〉小さな礼拝堂「その時、トゥルは腸を取り出し、それを引っくりかえして腸壁をしらべていた」

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