出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…成年の皇族男子は原則として陸海軍の武官に任ぜられ,また貴族院議員の資格をもち,さらに親王は枢密院の会議に列した。この典範では永世皇族主義をとっていたので皇族が増えすぎるため,1907年皇室典範増補により,王は新たに家をおこして華族となったり,華族の養子となることができるよう改め,臣籍降下の道をひらいた。その後敗戦まで天皇の神格化が意識的にすすめられるにしたがい,皇族に対する処遇も権威主義的・事大主義的傾向を強めた。…
※「臣籍降下」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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