自動プログラミング(読み)じどうプログラミング

百科事典マイペディア 「自動プログラミング」の意味・わかりやすい解説

自動プログラミング【じどうプログラミング】

コンピュータープログラミングを容易かつ能率的にするための技法。プログラミングを直接機械に入力可能な機械語アセンブリー言語低水準言語)で行わず,一般の人の使用しやすい形のプログラミング用言語高水準言語)を用いて行うこと。現在は人間のやりたいことをモニターと対話し,メニューの選択などの指示により,その内容をコンピューターが理解し,プログラミングを行ってくれることまでを意味する。人間とコンピューターのこのようなインターフェースを実現するソフトウェアの開発は,システムエンジニアプログラマー不足に対応し,コンピューター普及のキーとなっている。
→関連項目ALGOLCOBOLFORTRAN

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自動プログラミング」の意味・わかりやすい解説

自動プログラミング
じどうプログラミング
automatic programming

数値制御工作機械 (NC工作機械) を動かすために,作業情報を記述したプログラムをコンピュータを用いて作成すること。 NC工作機械は指令データが入力されて初めて作動する。この指令データはパートプログラムと呼ばれ,加工図面に基づいて使用する工具,工具の経路順序,加工速度などがプログラムされる。加工図面が単純な場合には人の手でプログラムするが,複雑な場合にはコンピュータによる自動プログラミングを行う。一般に自動プログラミングは,上記のパートプログラムに加えて,一般的な CLデータ (cutter location data) を出力するメインプロセッサプログラムと,これを,使用している NC工作機械に適合させるポストプロセッサプログラムとから成り立っている。自動プログラミング言語にはAPT,EXAPTなどがある。 (→NC )  

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