自動車検査独立行政法人(読み)ジドウシャケンサドクリツギョウセイホウジン

デジタル大辞泉 「自動車検査独立行政法人」の意味・読み・例文・類語

じどうしゃけんさ‐どくりつぎょうせいほうじん〔‐ドクリツギヤウセイハフジン〕【自動車検査独立行政法人】

自動車が国の定める保安上または公害防止上の技術基準に適合するかどうかの審査業務などを行い、自動車の安全確保や環境保全を図ることを目的として、平成14年(2002)に設立された国土交通省所管の独立行政法人。平成28年(2016)、交通安全環境研究所と統合して自動車技術総合機構となる。

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共同通信ニュース用語解説 「自動車検査独立行政法人」の解説

自動車検査独立行政法人

政府行政改革に伴い2002年に設立された。自動車検査うち保安基準に適合しているかどうかの審査を担当する。自動車検査官が作成した自動車検査票に基づき、国土交通省の運輸支局などが車検証を交付する。全国に9検査部84事務所がある。法律により、検査官は「みなし公務員」とされている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「自動車検査独立行政法人」の意味・わかりやすい解説

自動車検査独立行政法人
じどうしゃけんさどくりつぎょうせいほうじん

自動車が保安上または公害防止上の技術基準に適合しているかどうかの審査などを行った国土交通省所管の独立行政法人。略称は自動車検査法人、英語名はNational Agency of Vehicle Inspection、略称はNAVI。1999年(平成11)、「中央省庁改革」の一環としてそれまで運輸省が行っていた自動車検査(車検)のうち「検査場における検査」については独立行政法人が行うこととし、同年12月に成立した自動車検査独立行政法人法(平成11年法律第218号)に基づいて2002年(平成14)7月に設立された。その後2016年に交通安全環境研究所と統合され、自動車技術総合機構となった。

[編集部 2017年6月20日]

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