自然崩壊(読み)しぜんほうかい(その他表記)spontaneous decay

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自然崩壊」の意味・わかりやすい解説

自然崩壊
しぜんほうかい
spontaneous decay

放射性核種または不安定な素粒子が,他の粒子γ線入射など,外部からの作用なしに,自然に他の核種や同じ核種の他の状態,または他種の素粒子に転化する過程。放射性核種の自然崩壊には,α崩壊β崩壊γ崩壊,K電子捕獲 (→電子捕獲 ) ,自発核分裂などがある。素粒子については,光子ニュートリノ,電子・陽電子陽子・反陽子以外の素粒子はすべて不安定で,自然崩壊をする。これらの過程は確率的であり,単位時間あたりの自然崩壊の確率を崩壊定数という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む