興廃(読み)コウハイ

デジタル大辞泉 「興廃」の意味・読み・例文・類語

こう‐はい【興廃】

盛んになることと、すたれること。「皇国興廃この一戦にあり」
[類語]興亡はやりすたり存亡

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精選版 日本国語大辞典 「興廃」の意味・読み・例文・類語

こう‐はい【興廃】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 盛んになることとすたれること。
    1. [初出の実例]「如来色無尽者、言感者言見応謂有興廃故云有感即応無窮已」(出典:勝鬘経義疏(611)歎仏真実功徳章)
    2. 「下勝つを得ず、上負けざる事は、貴賤に依らず運の興廃(コウハイ)なるべし」(出典:太平記(14C後)二七)
    3. [その他の文献]〔詩経疏‐大序〕
  3. 滅んだものを再興すること。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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普及版 字通 「興廃」の読み・字形・画数・意味

【興廃】こうはい

盛衰隆替。〔漢書、匡衡伝〕婚姻の禮正しくして、然る後品物(と)げて天命し。~此れ綱紀の首、王の端なり。上世より已來(いらい)、三代の興廢、未だ此れに由らざるらざるなり。

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