航海天文学(読み)コウカイテンモンガク(英語表記)nautical astronomy

デジタル大辞泉 「航海天文学」の意味・読み・例文・類語

こうかい‐てんもんがく〔カウカイ‐〕【航海天文学】

航海中の船舶が、天体観測によって、自己位置方位などを知るための応用天文学の一分野。

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精選版 日本国語大辞典 「航海天文学」の意味・読み・例文・類語

こうかい‐てんもんがくカウカイ‥【航海天文学】

  1. 〘 名詞 〙 海洋で船舶の位置を測定するために、星の位置を測って、経緯度を出すのに必要な天文学の一分野。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「航海天文学」の意味・わかりやすい解説

航海天文学
こうかいてんもんがく
nautical astronomy

無線のない時代陸地の見えない海上を航海するには,天体観測によって船の位置を知ることが必要であった。この航海術に用いられる天文学を航海天文学という。六分儀で位置の知られている天体の子午線通過を観測して高度を,クロノメータ時刻を求めて,それによって地球上の船の位置を算出し,羅針盤方向を定める。

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