航空管制官(読み)コウクウカンセイカン

共同通信ニュース用語解説 「航空管制官」の解説

航空管制官

航空機が安全に飛行できるよう、パイロット無線で連絡を取り合いながら、離着陸の許可など空の交通整理を担う。航空法施行規則などを根拠とし、航空機側への指示や連絡といった国土交通相が持つ権限職務とする。「飛行場管制業務」は各空港にある管制塔から離着陸の許可や空港内の走行経路を指示。「ターミナル・レーダー管制業務」はレーダーで航空機を捉え、離着陸機の間隔を安全に保ったり、順番を調整したりする。「航空路管制業務」は日本が担当する空域を四つに分け、札幌・東京・神戸・福岡で空港間を飛行する航空機に指示や許可を与えている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「航空管制官」の意味・わかりやすい解説

航空管制官
こうくうかんせいかん

管制塔など管制機関において、航空交通管制の業務に従事する係官をいう。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android