芝桜(読み)シバザクラ

デジタル大辞泉 「芝桜」の意味・読み・例文・類語

しば‐ざくら【芝桜】

ハナシノブ科多年草。高さ約10センチ。地をはうように密生し、葉は細長くかたい。春に淡桃・赤・白色などの花をつける。北アメリカ原産モスフロックス花爪草はなつめくさ 春》

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精選版 日本国語大辞典 「芝桜」の意味・読み・例文・類語

しば‐ざくら【芝桜】

〘名〙 ハナシノブ科の多年草。フロックスの一種。北アメリカ原産で、花壇の縁取りなどに栽培される。茎は多数分枝してはい、地面をおおう。葉は対生、やや硬く線形ないし披針形。三~五月、径一・五センチメートルほどの小花を円錐花序につける。花色は淡桃色、白色、藤色など。花がサクラに似、芝のように地面をおおって咲くのでこの名がある。はなつめくさ。《季・春》
※三ちゃんも三ちゃんや(1971)〈古山高麗雄〉三「芝桜がいっぱい咲いて、蝶々が飛んで来るよ」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「芝桜」の解説

芝桜 (シバザクラ)

学名Phlox subulata
植物。ハナシノブ科の園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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