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芝翫茶 しかんちゃ

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色名がわかる辞典の解説

しかんちゃ【芝翫茶】

色名の一つ。江戸時代歌舞伎役者、三代目中村歌右衛門が好んで用いた茶色のこと。歌右衛門の俳名が「芝翫」であることから、この名がついた。やや薄く淡い茶色、またはみのある淡い茶色をいうこともある。江戸時代は歌舞伎役者が現代でいうスター的存在で、彼らの好むものが流行のきっかけとなった。色名では団十郎茶も有名。

出典|講談社
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デジタル大辞泉の解説

しかん‐ちゃ〔シクワン‐〕【×翫茶】

柔らかい赤茶色。中村歌右衛門(俳名・芝翫)が好んで用いた。

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大辞林 第三版の解説

しかんちゃ【芝翫茶】

三世中村歌右衛門が好んだ、やや黄みがかった薄茶色。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の芝翫茶の言及

【歌舞伎】より

…中期における人気若女方2世瀬川菊之丞の〈路考茶〉,立役の初世尾上菊五郎の〈梅幸茶〉は,江戸中期の通(つう)の美意識にかなう渋い中に色気の漂う色彩であり,春信や清長の描いた美人画の中によく登場している。時代が下り,3世中村歌右衛門の〈芝翫(しかん)茶〉,初世嵐璃寛の〈璃寛茶〉は,この上方の2名優のひいきが対抗して争ったことから,非常な流行を示した。ほかに,5世市川団十郎の〈升花色〉,5世岩井半四郎の好んだ〈岩井茶〉,5世松本幸四郎好みの〈高麗屋納戸(なんど)〉なども流行した。…

※「芝翫茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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