芥屋大門(読み)ケヤノオオト

デジタル大辞泉 「芥屋大門」の意味・読み・例文・類語

けや‐の‐おおと〔‐おほと〕【芥屋大門】

福岡県糸島市糸島半島北西にある海食洞玄界げんかい荒波による浸食作用でできた。高さ約8メートル、幅2~10メートル、奥行き90メートルの柱状節理洞穴大門とよばれ、玄海国定公園を代表する名勝奇岩として知られる。国の天然記念物に指定されている。

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百科事典マイペディア 「芥屋大門」の意味・わかりやすい解説

芥屋大門【けやのおおと】

福岡県糸島郡志摩町(現・糸島市),糸島半島西部にある海食洞(天然記念物)。標高64mの玄武岩からなる大門崎が海食により柱状節理をなし,北岸に大門がある。入口は海面上の高さ8m,幅10m,奥行90m。遊覧船は40mまで入る。玄海国定公園に属する。
→関連項目糸島[市]糸島半島志摩[町]

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改訂新版 世界大百科事典 「芥屋大門」の意味・わかりやすい解説

芥屋大門 (けやのおおと)

福岡県糸島半島西部,糸島市の旧志摩町芥屋にある玄武岩の海食洞(天)。玄海国定公園に含まれる。玄界灘に突出する標高64mの大門崎が見事な柱状節理をみせる絶壁をなし,その下部が荒波で浸食されて海食洞の大門を形成した。大門の入口は満潮時で海面上の高さ8m,幅10m,水深10mである。奥行は90mで,波の静かなときは遊覧船で40mまで入れる。
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