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花鳥茶屋 かちょうぢゃや

大辞林 第三版の解説

かちょうぢゃや【花鳥茶屋】

寛政(1789~1801)頃に江戸・大坂で繁盛した、珍しい鳥獣を見せ物とした茶屋。明治以後、動物園が開設され衰えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

花鳥茶屋
かちょうぢゃや

寛政(かんせい)年間(1789~1801)ごろの江戸、大坂にできた動植物園の元祖。それまで見せ物の対象だった珍獣珍鳥の類を、雨天にも見せる常設展示場として、湯茶も接待する茶屋にしたものである。初めは、飼育する動物が単一または少数で孔雀(くじゃく)茶屋などと称したが、種類を増やして花鳥茶屋となった。入場料は16文で、呼び込みの口上が見せ物時代の名残(なごり)であった。明治以後は各地に動物園が開設され、しだいに滅んだ。[原島陽一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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