コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

芹摘む セリツム

2件 の用語解説(芹摘むの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

芹(せり)摘・む

平安時代に慣用された歌語。宮中の庭掃除の男が、芹を食べる后を御簾(みす)の隙から見て思いを寄せ、芹を摘んでは御簾の辺りに置くが、そのかいもなく、ついに焦がれ死にしたという故事から》思いが通じない。思いどおりにならない。
「―・みし世の人にも問はまほしき御心の中」〈狭衣・三〉

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

せりつむ【芹摘む】

〔宮中の庭掃除の男が、芹を食する后をかいま見て思いをかけ、芹を摘んで御簾みすの辺りに置いたが思い通ぜず焦がれ死にしたという故事による〕
願いがかなわない。 「 - ・みしなどおぼゆる事こそなけれ/枕草子 245

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

芹摘むの関連キーワード才の男仕方髭櫓紫の庭掃守芹焼戦いの庭掃掃除煙突掃除の少年大掃除の日

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone