茅葺き/萱葺き(読み)カヤブキ

大辞林 第三版の解説

かやぶき【茅葺き】

茅で屋根をふくこと。また、その屋根。 「 -屋根」

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

かやぶき【茅葺き/萱葺き】

屋根材にを用いた屋根。また、この屋根をふくこと。茅はイネ科の芒(すすき)や茅(ちがや)、カヤツリグサ科の菅(すげ)などの総称縄文時代竪穴(たてあな)住居より見られ、東北地方以西の民家では古くから多用されてきた。大量の茅と人手を必要とすることから近年は減少し、重要文化財などに指定される建築物もある。

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世界大百科事典内の茅葺き/萱葺きの言及

【社寺建築構造】より

… 屋根の各部には,棟,降棟(くだりむね),隅棟(すみむね),稚児棟(ちごむね),箕甲(みのこう),螻羽(けらば)などの名がある(図3)。材料としては,瓦,檜皮(ひわだ),柿(こけら),茅(かや),銅板が普通であるが,古くは寺院は瓦葺き,神社は茅葺きが本来の姿で,今日でも伊勢神宮は茅葺きの伝統を伝えている。檜皮葺きはヒノキの樹皮を,柿葺きは薄く割った木片を葺いたもので,柿葺きは厚さ2mmくらいの薄板のものをいい,4~7mmのものを木賊(とくさ)葺き,9~30mmの厚いものを栩(とち)葺きなどという。…

【屋根】より

… 屋根には防水性のほかに,強い日射を遮ったり,室内の暖気を逃さないための断熱性が要求される。一般には,屋根の下に天井を設け天井裏の空気層によって断熱性を確保するが,茅葺きの場合には,屋根葺き材そのものが断熱的なものとなっており,天井がなくても夏涼しく冬暖かい家が実現できる。天井裏の空気層を密封すれば十分な断熱効果があるが,屋根の裏面で空気が冷やされるため結露が生じやすくなる。…

※「茅葺き/萱葺き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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