デジタル大辞泉
「荒び」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
すさび【荒・進・遊】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「すさぶ(荒)」の連用形の名詞化 )
- ① 心が特定の方向にいよいよ進むこと。また、心を、そのおもむくままにまかせること。
- [初出の実例]「ある時はありのすさひに語らはで恋しきものと別れてぞ知る」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)五)
- 「心のすさびにまかせてかくすきわざするは」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)
- ② 心のおもむくままにする慰みごと。慰みとして興ずること。もてあそび。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
- [初出の実例]「はかなきすさびをも、人まねに心を入るる事もあるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)
- 「フデノ susabi(スサビ)」(出典:日葡辞書(1603‐04))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 