菩提達磨(読み)ボダイダルマ

デジタル大辞泉 「菩提達磨」の意味・読み・例文・類語

ぼだい‐だるま【菩提達磨】

《〈梵〉Bodhidharmaの音写》[?~528]中国禅宗始祖インドバラモン出身。6世紀初め中国に入り、各地を教えた。少林寺面壁九年座禅をしたといわれる。梁武帝との禅問答や、弟子慧可えか断臂だんぴにより誠を示した伝説などで有名。円覚大師達磨大師達摩

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精選版 日本国語大辞典 「菩提達磨」の意味・読み・例文・類語

ぼだい‐だるま【菩提達磨】

  1. ( [梵語] Bodhidharma の音訳 ) =だるま(達磨)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「祖祖正伝して、菩提達磨尊者にいたる」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「菩提達磨」の意味・わかりやすい解説

菩提達磨
ぼだいだるま

達磨

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世界大百科事典(旧版)内の菩提達磨の言及

【達磨】より

…達磨はダルマDharmaの音訳。菩提達磨と呼ぶのが正しく,古くは達摩と書き,円覚大師,聖胄大師と諡(おくりな)される。南インド香至国王第3子。…

※「菩提達磨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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