藤田斗南(読み)フジタ トナン

20世紀日本人名事典 「藤田斗南」の解説

藤田 斗南
フジタ トナン

大正・昭和期の邦楽評論



生年
明治24(1891)年9月30日

没年
昭和27(1952)年8月17日

出生地
大阪

本名
藤田 久太郎

経歴
19歳で楽器商を経営。朝鮮、中国を往来し、宮城道雄吉田晴風親交。大正6年より大阪に住み、雑誌「楽界春秋」「芸術通信」「芸海」などを出し、邦楽評論に活躍した。昭和16年日本音楽文化工作研究所を開設箏曲の当道音楽会、関西三曲家協会の世話役をして活躍。箏曲、地唄の研究家としての業績もある。著書に「三味線組唄」「当道資料」「箏曲と地唄の味ひ方」「名曲解題」「箏曲と地唄の鑑賞」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤田斗南」の解説

藤田斗南 ふじた-となん

1891-1952 大正-昭和時代の邦楽評論家。
明治24年9月30日生まれ。宮城道雄と親交をむすび,作曲の助言をするなど影響をあたえた。雑誌「楽界春秋」「芸術通信」などを発刊して地歌・箏曲(そうきょく)の研究・評論に従事した。昭和27年8月18日死去。60歳。大阪出身。本名は久太郎。著作に「箏曲と地唄(じうた)の味ひ方」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「藤田斗南」の解説

藤田 斗南 (ふじた となん)

生年月日:1891年9月30日
大正時代;昭和時代の邦楽評論家
1952年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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