藤空木(読み)フジウツギ

デジタル大辞泉 「藤空木」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐うつぎ〔ふぢ‐〕【藤空木】

ゴマノハグサ科の落葉低木。本州四国渓谷などに自生。枝は四角形で稜上に翼がある。葉は細長い卵形。夏、紫色の花が穂状に集まってつき、先が垂れる。全体サポニンなどを含み、有毒。

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精選版 日本国語大辞典 「藤空木」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐うつぎふぢ‥【藤空木】

  1. 〘 名詞 〙 フジウツギ科の落葉低木。本州、四国の山野に生える。高さ〇・五~一・五メートル。枝は四稜形で狭い翼がある。葉は対生し、柄はごく短く葉身は広披針形で縁にまばらな鋸歯(きょし)がある。夏、枝先に長い花穂を出し、先が四裂した紅紫色筒状花を側扁性の穂状に密生する。全草に有毒成分を含む。漢名に酔魚草を当てるが誤用。〔地錦抄附録(1733)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「藤空木」の解説

藤空木 (フジウツギ)

学名Buddleja japonica
植物。フジウツギ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物

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