コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

血小板減少症 けっしょうばんげんしょうしょう thrombocytopenia

3件 の用語解説(血小板減少症の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

血小板減少症
けっしょうばんげんしょうしょう
thrombocytopenia

血小板が減少し,皮膚と粘膜の出血を主症状とする症状群をいう。本態性の出血性紫斑病またはウェルホーフ (紫斑) 病と,他の疾患に合併して起る続発性のものとがある。急性症の場合には突然頭痛,発熱,倦怠感などの前駆症状が現れ,次いで,身体各部に大小さまざまの出血斑が生じる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

けっしょうばん‐げんしょうしょう〔ケツセウバンゼンセウシヤウ〕【血小板減少症】

何らかの原因で血液中の血小板の数が過度に少なくなった状態。出血しやすくなり、血が止まりにくくなる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

血小板減少症
けっしょうばんげんしょうしょう

血小板数が基準値以下に減少した状態。血小板は破れた血管に蓋をし、止血する役割を果たすが、血液1立方ミリメートル中に25万~30万とされる基準値を下回り10万以下になる場合を血小板減少症といい、出血傾向を示すようになる。5万程度までは自覚症状があまりないが、4万~3万以下になると点状もしくは斑状出血、鼻出血、歯肉出血、尿路管出血などの症状を呈するようになり、女性では膣(ちつ)出血や月経過多などもみられる。2万以下では血小板輸血が必要となり、1万以下までに減少すると頭蓋(とうがい)内出血や消化管などの臓器出血を起こす危険が高まり、即座に血小板製剤を輸注しないと致死的状況に陥る。
 原因には、血小板の産生能の低下、末梢(まっしょう)血での血小板消費の亢進(こうしん)や過剰崩壊、血小板分布の異常などがあり、抗癌(がん)剤など薬剤による副作用として発症する場合もある。血小板輸血には血小板を高い濃度で含む血小板濃縮液が用いられ、全血由来のものと成分製剤がある。血小板数が一定値以上に回復するまで輸注を続けるが、発熱やアレルギー症状などの副作用を伴うことがあるため注意が必要である。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

血小板減少症の関連キーワード特発性血小板減少性紫斑病皮膜抗血小板剤重症熱性血小板減少症候群血小板活性化因子血小板凝集血小板障害血小板由来増殖因子血小板減少性紫斑病血小板(PLT、血小板数)

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

血小板減少症の関連情報