行巌雲歩(読み)こうがん うんぽ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「行巌雲歩」の解説

行巌雲歩 こうがん-うんぽ

1628-1699* 江戸時代前期の僧。
寛永5年生まれ。肥後(熊本県)の人。曹洞(そうとう)宗。肥後流長院の囲巌宗鉄のもとで出家。慶安4年恵中とともに江戸で鈴木正三(しょうさん)に師事。寛文5年熊本藩主細川綱利の命で豊後(ぶんご)(大分県)高田能仁寺をひらき,キリシタンの改宗教化につくす。のち肥後に天福寺をたてた。元禄(げんろく)11年12月8日死去。71歳。俗姓原田

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android