袖岡政之助(読み)そでおか まさのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「袖岡政之助」の解説

袖岡政之助(2代) そでおか-まさのすけ

1666-1724 江戸時代前期-中期歌舞伎役者
寛文6年生まれ。初代袖岡政之助の子(一説養子)。若衆方のち若女方となり,京坂で活躍貞享(じょうきょう)3年2代を襲名元禄(げんろく)4年江戸にいき若女方として活躍。一時舞台をしりぞき,のち花車方として復帰。老母役を得意とした。享保(きょうほう)9年9月15日死去。59歳。

袖岡政之助(初代) そでおか-まさのすけ

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者。
延宝(1673-81)のころに若女方として京坂で活躍。美貌(びぼう)で軽口でのしゃべりと愁い事を得意とした。貞享(じょうきょう)3年(1686)ごろ没したとされる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android