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西アジア経済社会委員会 にしアジアけいざいしゃかいいいんかいEconomic and Social Commission for Western Asia; ESCWA

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

西アジア経済社会委員会
にしアジアけいざいしゃかいいいんかい
Economic and Social Commission for Western Asia; ESCWA

国際連合の経済社会理事会に属する地域経済委員会の一つ。西アジアにはそれまで地域経済委員会がなく,1963年に設置された国連事務局の経済社会局ベイルート事務所 UNESBOが必要な諸事業を運営していた。経済社会理事会はレバノンの提案により 1973年に西アジア経済委員会 ECWAを設立し,翌 1974年からレバノンのベイルートに本部を置いて活動を開始した。しかしレバノン内戦のため本部は 1976年にヨルダンのアンマン,1979年にはイラクバグダードに移転した。その後現名称に変更。当初の加盟国は,バーレーン,イラク,ヨルダン,クウェート,レバノン,オマーン,カタール,サウジアラビア,シリア,アラブ首長国連邦,北イエメン,南イエメンの 12ヵ国であったが,1977年にパレスチナ解放機構 PLOとエジプトの加盟が認められた。南北イエメンが統一され,スーダンが加わり 2012年現在の加盟国は 14,イスラエルは当初から除外されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

西アジア経済社会委員会
にしあじあけいざいしゃかいいいんかい
Economic and Social Commission for Western Asia

略称ESCWA。国連経済社会理事会の下部機構の一つとして1974年1月に設立された地域経済委員会。当初は西アジア経済委員会Economic Commission for Western Asia(ECWA)とよばれていたが、85年に現在の名称に改称された。西アジア地域の経済協力・統合を通じた経済・社会発展の促進、開発のための援助活動・計画の案出・促進、関連する実施計画の執行、国際会議専門家会合、シンポジウムなどの開催などを目的としている。1999年現在の加盟国はイラクとエジプトに挟まれた中東の13か国。最高機関としての総会のほか、計画委員会を有する。本部はレバノンのベイルート。[横川 新]

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