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西条陣屋 さいじょうじんや

日本の城がわかる事典の解説

さいじょうじんや【西条陣屋】

愛媛県西条市明屋敷(あけやしき)にあった西条藩の藩庁。西条平野のほぼ中央に位置する、加茂川河口の三角州に築かれ、1万坪以上におよぶ方形の敷地に水堀をめぐらせていた。1636年(寛永1)に一柳直盛(ひとつやなぎなおもり)が入封途中、大坂で病死したため、長男の直重(なおしげ)が3万石を継承して西条藩を立藩、陣屋を築く。その子の直興(なおおき)が改易になったところから、一時幕府領になり代官が駐在した。1670年(寛文10)紀伊の徳川頼宣(とくがわよりのぶ)の二男松平頼純(まつだいらよりずみ)が西条藩を再興、以後西条松平氏は10代つづき明治維新を迎えた。現在、陣屋跡には西条高校のほか、博物館や民芸館があり、大手門(西条高校の校門)、中敷門、水堀、石垣・土塁の一部が残る。また、広敷門は大通寺山門として移築されている。JR予讃本線伊予西条駅から徒歩15分。◇西条城、西条館、桑村館ともいう。

出典|講談社日本の城がわかる事典について | 情報

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