日本歴史地名大系 「西里村」の解説
西里村
にしざとむら
現河北町南西部に位置し、集落は」は、「木の下在家」三貫文の地を支配した。両所の両所神社には、布阿安芸守が寛正五年(一四六四)一一月吉日に施入した両所権現御正体の懸仏が所蔵されていたが、現在は所在不明。村内には両所・白山堂・天満・安楽寺・慶光寺・正玄坊・仏向寺・仏狭間など宗教的地名が多い。
元和八年(一六二二)上山藩領となり、寛永四年(一六二七)以降幕府領。元和八年の高は、西里中島八一一石余、西里村八二五石余、西里天満九四一石(西村山郡史)。
西里村
にしざとむら
西里村
にすだていむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報