見残(読み)みのこし

精選版 日本国語大辞典 「見残」の意味・読み・例文・類語

み‐のこし【見残】

  1. 〘 名詞 〙 見残すこと。また、見残したもの。
    1. [初出の実例]「人間万事は夢の見残し」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)四)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「見残」の意味・わかりやすい解説

見残
みのこし

高知県南西端の海岸景勝地。土佐清水(とさしみず)市三崎(みさき)の南に3キロメートルほど突出した千尋(ちひろ)岬の西部をさす。一帯は第三紀砂岩と頁岩(けつがん)の互層による隆起海食台の奇勝をなし、海中には造礁サンゴの発達がみられる。対岸竜串(たつくし)から遊覧船もあり、足摺宇和海国立公園(あしずりうわかいこくりつこうえん)の拠点の一つ。千尋岬東方には化石漣痕(れんこん)(国指定天然記念物)もみられる。

[大脇保彦]


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