言放つ(読み)イイハナツ

デジタル大辞泉 「言放つ」の意味・読み・例文・類語

いい‐はな・つ〔いひ‐〕【言(い)放つ】

[動タ五(四)]自分の考えていることを遠慮なく言う。はっきりと言う。「聴衆にむかって―・つ」
[類語]言い立てる言挙げ明言言い切る言い張る言い通す言い続ける突っ張る断言確言言明喝破道破公言宣言立言直言

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精選版 日本国語大辞典 「言放つ」の意味・読み・例文・類語

いい‐はな・ついひ‥【言放】

  1. 〘 他動詞 タ行五(四) 〙 心に思うことを遠慮なく口に出して言う。きっぱりと言う。言い放す。
    1. [初出の実例]「いと心強う、あるまじきさまに、いひはなち給しかど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)
    2. 「人のいふほどの事けやけく否(いな)びかたくて、万(よろづ)えいひはなたず心弱くことうけしつ」(出典徒然草(1331頃)一四一)

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