言放つ(読み)イイハナツ

デジタル大辞泉 「言放つ」の意味・読み・例文・類語

いい‐はな・つ〔いひ‐〕【言(い)放つ】

[動タ五(四)]自分の考えていることを遠慮なく言う。はっきりと言う。「聴衆にむかって―・つ」
[類語]言い立てる言挙げ明言言い切る言い張る言い通す言い続ける突っ張る断言確言言明喝破道破公言宣言立言直言

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言放つ」の意味・読み・例文・類語

いい‐はな・ついひ‥【言放】

  1. 〘 他動詞 タ行五(四) 〙 心に思うことを遠慮なく口に出して言う。きっぱりと言う。言い放す。
    1. [初出の実例]「いと心強う、あるまじきさまに、いひはなち給しかど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕霧)
    2. 「人のいふほどの事けやけく否(いな)びかたくて、万(よろづ)えいひはなたず心弱くことうけしつ」(出典徒然草(1331頃)一四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む