デジタル大辞泉 「許遠」の意味・読み・例文・類語 きょ‐えん〔‐ヱン〕【許遠】 [709~757]中国、唐代の武将。安史の乱のとき睢陽すいよう太守となり、安禄山の大軍の攻囲に屈せず戦ったが、捕らえられて殺された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「許遠」の意味・読み・例文・類語 きょ‐えん‥ヱン【許遠】 中国、唐代の官僚。安史の乱のとき、睢陽(すいよう)太守として、安祿山軍の攻囲を一〇か月死守したが、ついに落城し、捕殺された。(七〇九‐七五七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「許遠」の意味・わかりやすい解説 許遠きょえんXu Yuan; Hsü Yüan [生]景竜3(709)[没]至徳2(757)中国,唐の官僚。浙江省杭州塩官の人。唐の第3代高宗朝の宰相許敬宗の曾孫。劔南節度使章仇兼瓊に招かれ,部下となる。のち兼瓊の意に従わず左遷されたが,恩赦を受けた。安史の乱が起ると推薦されて 睢陽 (河南省商邱県) 太守となり,張巡とともに反乱軍の勢力が経済的地盤の江淮へ進出するのを牽制した。しかし援軍は来ず,兵糧も尽きて捕えられ殺害された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by