(読み)シン

デジタル大辞泉 「診」の意味・読み・例文・類語

しん【診】[漢字項目]

常用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]みる
病状をよく調べて判断する。「診察診断診療往診回診検診誤診受診打診問診来診
[名のり]み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「診」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 12画

[字音] シン
[字訓] みる・しらべる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(しん)。は人の発疹のある形。〔説文三上に「るなり」とあり、〔列子、力命〕「其の疾むを診(み)る」のように、診察することをいう。〔荘子人間世〕「匠石(人の名)覺めて其のを診(つ)ぐ」は告知する意。その験証したところを以て告げることをいう。

[訓義]
1. みる、よくみる、病状をみる。
2. しらべる。
3. あかし、しるし。
4. うらなう。

[古辞書の訓]
名義抄〕診 トフ・トム・ミル・タヅヌ・ウラナフ・トリミル・ハカリゴト・ワザハヒ・スチ・ココロミル・サカタツ

[熟語]
診験・診候・診察・診視・診祟診籍診切・診断診治・診病・診法診脈・診夢・診療
[下接語]
往診・求診・検診・誤診・審診・善診・打診・体診・聴診・表診・問診・来診

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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