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詩合 しあわせ

大辞林 第三版の解説

しあわせ【詩合】

二手に分かれて漢詩を作り、判者がその優劣を判定して勝ち負けを決める競技。歌合を漢詩で行うもの。村上天皇の代に始まった。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

詩合
しあわせ

左右に分かれて漢詩をつくり、判者がその優劣を判定して勝負を決める行事。中国では唐代に2人で詩を贈答する戦詩があったが、わが国の詩合とは無関係で、歌合(うたあわせ)の隆盛に影響されて生まれたもの。959年(天徳3)村上(むらかみ)天皇の御前で4人の詩人が10番を合わせたのが最初で、判詞も加えられている。その後「応和(おうわ)三年(963)善秀才(ぜんしゅうさい)宅詩合」「永承(えいしょう)六年(1051)侍臣詩合」「天喜(てんき)四年(1056)殿上(てんじょう)詩合」が行われたが、しだいに文学性を失って遊戯的になり、鎌倉時代には「資実長兼両卿(すけざねながかねりょうきょう)百番詩合」のごとき聯句合(れんくあわせ)が現れるが、やがて衰退していった。[大曽根章介]

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