誄歌(読み)るいか

精選版 日本国語大辞典「誄歌」の解説

るい‐か【誄歌】

〘名〙
死者を弔い、その人の生前功徳をたたえる
雅楽の歌の一つ。明治天皇の大葬に際して再興されたもの。
※風俗画報‐四三八号(1912)御大葬本記「青山葬場殿に於て、供饌及び撤饌の際楽師の奏する(ルヰカ)は」

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デジタル大辞泉「誄歌」の解説

るい‐か【×誄歌】

者の生前のをたたえ、その死を悼む歌。
雅楽で、日本固有の歌の一。大葬などに用いる。

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世界大百科事典 第2版「誄歌」の解説

るいか【誄歌】

雅楽の一種目。死者を悼み冥福を祈念する歌ので,皇室の葬礼楽。御葬歌(みはぶりのうた)ともいう。和琴(わごん)1面を伴奏に数名が唱和し,歌の主唱者1名が拍子を打つ。舞はない。歌詞は《古事記》中巻,倭建(やまとたける)命の死を悼む4歌を第1,第2,第3,第4の歌とし,初めの2歌で供物等を霊前に捧げ,あとの2歌でそれを下ろす。1912年明治天皇の葬儀の際に宮内省楽部の芝祐夏によって復興された。それ以前に関しては《楽家録》(1690),《歌儛品目》(1822)にも記載なく詳細は不明である。

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