誠心（読み）セイシン

デジタル大辞泉

せい‐しん【誠心】

偽りのない心。まごころ。「誠心誠意」
[類語]真心・誠意・真情・誠・実

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

せい‐しん【誠心】

1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心に偽りのないこと。真実の心。また、そのさま。まごころ。「誠心誠意」
   1. [初出の実例]「この塔を誠心に礼拝供養すべし」(出典：正法眼蔵（1231‐53）如来全身)
   2. 「子を思ふ親の心を思ひやって、年来たづねし我(わが)誠心(セイシン)、行とどいて満足いたす」(出典：人情本・春色梅児誉美（1832‐33）四)
   3. [その他の文献]〔荀子‐不苟〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【誠心】せいしん

まごころ。〔子、解〕亂國の君、亂家の人も、此れ其の心もて、正を求めて以て自らの爲にせざる(な)きなり。

字通「誠」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」

［日本酒・本格焼酎・泡盛］銘柄コレクション

せいしん【誠心】

愛媛の日本酒。酒名は、誠意をもって酒造りをするという意味を込めて命名。純米吟醸酒、普通酒などがある。原料米は松山三井など。蔵元の「小西酒造場」は文久3年(1863)創業。所在地は南宇和郡愛南町蓮乗寺。

出典　講談社