精選版 日本国語大辞典 「請益」の意味・読み・例文・類語
せい‐えき【請益】
〘名〙
① さらに増すことを請うこと。重ねて教えを願うこと。しょうやく。
※万葉(8C後)五・沈痾自哀文「遊仙窟曰、九泉下人、一銭不レ直、孔子曰、受二之於天一不レ可二変易一者形也、受二之於命一不レ可二請益一者寿也」
※小右記‐正暦四年(993)七月五日「自二相方許一抄出除目作法、請二益於下官一、為二父相府一懇切所二尋問一也云々。少々事重示了」 〔論語‐子路〕
※江家次第(1111頃)一「内弁毎レ事、示二請益之気色一」
しょう‐やく シャウ‥【請益】
② 重ねて教えを請うこと。せいえき。
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