コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

藁人形 ワラニンギョウ

4件 の用語解説(藁人形の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

わら‐にんぎょう〔‐ニンギヤウ〕【×藁人形】

わらで作った人形。おもちゃとしてのほかに、実際の人間の代わりに傷つけて相手を呪(のろ)うのにも用いる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラスの解説

藁人形

古典落語の演目のひとつ。上方では「丑の時詣り」と題する。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

わらにんぎょう【藁人形】

藁をたばねて作った人形。藁人こうじん。丑うしの時参りに、憎む相手に擬して作り、五寸釘を打ち付けた。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

藁人形
わらにんぎょう

藁を材料にしてつくった人形。古代中国では芻霊(すうれい)、芻人とよんで死者とともに葬る副葬品に用いられた。日本では平安時代、疫病が流行すると、これをつくって道に立て、祓(はらい)をした。また田畑の害虫を追いやるまじないに行う虫送りに、斎藤別当実盛(さねもり)などという藁(わら)人形をつくり、この人形を村はずれや川まで送る習俗が農村でみられる。藁(稲)を神聖視した現れで、こうした信仰、呪咀(じゅそ)的なものに用いられる。呪(のろ)う人を模した藁人形を神木に打ちつけてその死を祈る「丑(うし)の刻(こく)参り」などに登場するのもそれである。また、合戦の際この藁人形に甲冑(かっちゅう)を着せて武者姿に仕立て敵の目をまどわすことなども『太平記』などの軍記物にみえている。[斎藤良輔]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の藁人形の言及

【丑の時参り】より

…恨む相手をのろい殺すため丑の刻(午前2時ごろ)に社寺に参詣し,神木などに藁人形に五寸釘を打ちつけて祈願することを7日間つづけ,願いがかなうと相手が死ぬという信仰。頭に五徳を逆さにかぶり,その足にろうそくを立て,白装束を着て,人知れずこれを行うものとされた。…

【端午】より

…茨城県高萩市の旧高岡村では,節供として当然休むべき5月5日に田に入って働くと,棒足といって足がはれ,棒のように硬直して曲がらないようになるといったり,このときに植えた稲苗は赤くなって収穫不可能になるといって,田に入らないようにしていた。福島県飯坂町茂庭でも,この日田に入ると3里四方が不作になるといい,入った者を象った藁人形を作って皆で呪ったという。類似の伝承は北関東から東北各地にあるが,さらに山口県にも,〈代搔き(しろかき)の牛を出すな〉とか〈土に生金(なまがね)を立てるな〉といって田仕事を休む風がある。…

※「藁人形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

藁人形の関連キーワード溺れる者は藁をも摑む数を頼む口を垂る藁を焚く溺れる者は藁をも掴むてをたたきましょう野原で手をたたけバナナをたべる時の歌竿をためる寝藁整備 (shake up)

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

藁人形の関連情報