デジタル大辞泉 「謙る」の意味・読み・例文・類語 へり‐くだ・る【▽謙る/▽遜る】 [動ラ五(四)]相手を敬って自分を控えめにする。謙遜けんそんする。卑下する。「―・ったものの言い方」[類語]謙遜・卑下・謙譲・敬譲 へ・る【▽謙る】 [動ラ四]へりくだる。謙遜けんそんする。「かかる事は多くこそ候はらめと、―・りもおかず言ひければ」〈著聞集・一一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「謙る」の意味・読み・例文・類語 へり‐くだ・る【謙・遜】 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 相手をうやまう気持で自分を卑下する。謙遜する。[初出の実例]「天皇岐嶷(かふろ)にましまし総角に至るまでに仁恵(うつくしひめくみ)ましまして倹下(ヘリクタリ)たまへり」(出典:日本書紀(720)允恭即位前(図書寮本訓))「たいこ女郎となるならば身をへりくだり気をかろくせよ」(出典:評判記・色道大鏡(1678)四) へ・る【謙】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 自分を卑下する。謙遜する。へりくだる。[初出の実例]「帝王(みかど)の女(みこ)なりと雖も、礼(ゐや)を好みたまひて節倹(おとしヘリ)たまふ」(出典:日本書紀(720)持統即位前(北野本訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例