敬譲(読み)ケイジョウ

デジタル大辞泉 「敬譲」の意味・読み・例文・類語

けい‐じょう〔‐ジヤウ〕【敬譲】

相手をうやまって、自分がへりくだること。「敬譲精神
[類語]卑下へりくだる謙譲謙遜

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精選版 日本国語大辞典 「敬譲」の意味・読み・例文・類語

けい‐じょう‥ジャウ【敬譲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 相手を敬ってへりくだること。つつしんで人にゆずること。〔文明本節用集(室町中)〕〔礼記‐経解〕
  3. 国文法で、文章または会話において、話者が主体あるいは客体に対して、待遇を意識して表現する価値感を伴った言い方のこと。尊敬、謙譲の意味を有する動詞による言い方、通常動詞に敬語成分を付加した言い方などがある。
    1. [初出の実例]「敬譲の言い方 動詞に助動詞を附けて、その動詞のあらわす動作を敬って言い、又わ丁寧にいうことがある」(出典:口語法(1916)〈国語調査委員会〉五)

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普及版 字通 「敬譲」の読み・字形・画数・意味

【敬譲】けいじよう(じやう)

敬み譲る。〔漢書、元帝紀〕詔して曰く、蓋(けだ)し聞く、王の國を治むるや、好惡をらかにして去就を定め、讓を崇びて民興行す。故に法設けて民犯さず、令施して民從ふ。

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