デジタル大辞泉
「貢茶」の意味・読み・例文・類語
こう‐ちゃ【貢茶】
《一を聞いて二を知ったという孔子の弟子、子貢の名にちなむという》茶の湯で、茶の味を当てる一種の遊び。三種の茶を一服ずつ試飲してからそのうちの一種を除き、次に別の一種を加えて再び一服ずつ飲んで最初の三種のうちの二種を当てるもの。十服茶。回茶。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こう‐ちゃ【貢茶】
- 〘 名詞 〙 ( 一を聞いて二を知ったという孔子の門人子貢の名にちなんでつけられたという ) 茶道で、茶の味の善悪を試みる法。三種の茶のうちの一服を飲んで、他の二服の味を推知すること。十服茶。回茶。〔壒嚢鈔(1445‐46)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「貢茶」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の貢茶の言及
【闘茶】より
…中国宋から渡来し,鎌倉末期から室町中期にわたって爆発的な人気をよんだ茶会の形式の一つ。回茶とも貢茶とも別称されることがある。本茶〈栂尾(とがのお)茶〉と非茶〈それ以外の産地の茶〉とを飲み分け,点数をつけながら賭物(かけもの)を取り合う一種の博奕(ばくち)であるため,茶勝負とか茶湯勝負ともいわれた。…
※「貢茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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