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貸(し)元(読み)カシモト

デジタル大辞泉の解説

かし‐もと【貸(し)元】

金銭を貸す人。金主。
《ばくちにかける金銭を融通してくれるところから》ばくち打ちの親分。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

貸元
かしもと

金を貸す人の意から転じて博打(ばくち)打ちの親分のことをさす。江戸中期ごろからはびこったが、関八州、甲州などにはとくに多い。また上州赤城(あかぎ)山とか、野州日光山とか、有名な山のある所には有名な博徒の親分がいて、山の祭礼のときなどには大賭場(とば)が開かれ、ときには賭博(とばく)の元金などを貸して賭場が盛大ににぎわうことに努めた。そのため貸元と称する。賭場で親分の代わりをつとめる者を代貸(だいがし)という。[稲垣史生]

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